バイアスがかかっても、信念を曲げるな。と、上司が自分の部下に言ってた。正しいことをした人にかける言葉としてはよくある言葉だけど、あまり正しいとは思えない行動をした今回でも、それを言った上司をすごく尊敬した。部下のキャパオーバーした現状と、昂ぶった感情と正当性を諭すようなテンポだった。○○して当然、と自分の正しさを主張することは、時に傲慢な怒りを生む。自分は間違っているのかもと少し思うだけでいい。今回はそれが少し欠けていたようにも思う。けれど、自分にかかった負荷は、どうしても僅かでも下に流れてしまうのもわかる。ある種仕方ないとも思うし、もっとデリケートに扱う意識も欲しい。だからこそ響いた言葉なのかも。そういうスタイルならずっとそれで貫け、お前がそう思うならな、というような、上司の優しさのような叱咤。